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宇賀荘ひがし地区定住促進協議会

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宇賀荘ひがし地区定住促進協議会について

宇賀荘ひがし地区定住促進協議会は、平成29年に農林水産省より農村漁村振興交付金事業を認可してもらう為に立ち上げた協議会です。
平成31年度までの取り組み事業です。

取り組み項目

1. 地域資源活用対策

① 農山村における農林水産の加工・販売

  • 農家レストランの就労者、農産物の加工担当指導者の発掘
  • ひまわり栽培に併せて開催する「ひまわり祭り」の運営
  • 各活動のスキル向上の為の先進地への研修視察

② 農村漁村への定住促進

  • 都市部からのUIターン者を募る為(関東、関西)のPR活動の実施
  • 地域住民とのワークショップを通じた農家住宅や地域活性化施策等の配置検討、管理規定、ビジョンの策定の検討

2. 人材活用対策

  • 定住に向けて、地域外から新規就農者を募り、研修手当を支給しながら1年間営農技術の習得や加工品試作の取り組み、PR活動を行う
  • 地域に定住し、営農していく為の技術を習得していく為、外部の会社から営農指導を受ける

全体構想

  • ほ場整備を契機に非農用地を創設して「自然・歴史・交流・観光を核とした次世代に繋げる郷つくり」をスローガンに掲げ、安来市の「就農・定住パッケージ事業」と連携し、定住促進を目的とした農家住宅や農業等の教育コンテンツの確立を図るため、農業体験施設も検討する
  • 農地所有適格法人を設立し、イチゴやアスパラガス等の高収益作物の生産に取り組むと共に、本地域における新たな取り組みとして「食用油・化粧品」として販売することにより、農業所得を向上させ法人経営の安定化を目指す

農家住宅推進に取り組むモデル地区(農林水産省)

上記取組みを提案したところ、全国6事業所の農家住宅推進に取り組むモデル地区として選定されました。

農林水産省ホームページ「農家住宅推進に取り組むモデル地区の決定について」
農家住宅推進に取り組むモデル地区(PDF : 1,848KB)

活動内容

活動1.UIターンイベントに参加

毎年、大都市で開催されるUIターンフェスタに参加して宇賀荘の良さをアピールし、農業に興味がある若者を呼び込む活動を行っています。

UIターンイベントの様子

UIターンイベントの様子

活動2.ワークショップの開催

未来ある宇賀荘をどのように構築していくのか、外部からの就農者を地元でどう迎え入れるか、就農者が居住する住宅はどんな形がよいか、等々ワークショップで話し合いを重ね、実現に向けて取り組んでいます。

ワークショップの様子

ワークショップの様子

活動3.ひまわり祭りの開催

高収益作物としてひまわりの栽培を始めています。地域の方々に協議会の活動を広く知ってもらうために秋にひまわり祭りを開催し、花の無料配布やイベントを行いながら『おもてなし』で地域に貢献していきます。

ひまわり祭りの様子

ひまわり祭りの様子

UIターン移住者第1号

河村さん

河村一仁さん
河村さんは平成30年春に妻、息子、娘の4名で北九州より新規就農者として移住してこられました。
北九州では自動車製造工場に勤務していたが都会の中で小さい子供を外で遊ばせることに不安を感じていた時期に、市の移住担当者に誘われて安来を何回か訪れるうちに、少人数学級や自然豊かな環境など子育て環境に魅力を感じ、息子の小学校入学のタイミングに合わせて移住してこられました。
現在農協の圃場で地域特産の苺の栽培技術を習得中で、平成31年4月より法人の職員として就農されます。